©︎2024 Shunta Seki, Nihon University |
とあるボウリング場。ボウルを投げられない内気な少女・アズミと彼女を絆でぐるぐるに縛り付ける親友・イズミ。突如現れ、ボウルをぶん投げる謎の少年・エイ。若人たちが駆け回るジェットコースター型ハイパーテクニカルニューウェーブボウリングムービー。
©村田夕奈 |
これは夢かもしれないし、ただの想像かもしれない。時間が経って色褪せて、それでも記憶としてここにあるもの。
©川上さわ |
友人たちと喧嘩をした「橙」は、動物園のワニに相談しに行く。「橙」の親友の「もい」は、「橙」と生活がちかい。「もい」は「橙」に対して強い気持ちがあるが、その友愛をどう示したらいいか、よくわからない。とても個人的な、人と人の関係性の物語。
©️細井じゅん |
個人経営スーパーの閉店後。大学生の安達、売れない役者の石川、フリーターの内田はバイトのシフトがよく重なる。安達はひたすら面白くもない無駄話をふっかけ飄々と応酬する石川。内田は一人黙々と仕事をする。執拗に話を続ける安達には、彼女なりの理由があった…
©️2021 畔柳太陽 |
彼女をキックボードに乗せて映画を撮りたい彼氏と、乗りたくない彼女について。
©️2024 THE FILM SCHOOL OF TOKYO |
木嶋は、夜の高校のグラウンドでトンボをかける女性の映画を撮ろうと考えているが、脚本が進まずにいる。ある日、新しくバイト先にやってきた松坂という無口な女性に木嶋は心を惹かれ、彼女に当て書きをすることで脚本を書き進めていく。
©︎belly roll film |
幸せな五人家族だった中学生の嬉々の母の突然の死で生活が一変。父が悲観にくれ失業し、幼い弟と妹の面倒をみながら、バイトで家計を支えようとする中、元担任教師・高妻の協力を得て生活を変えようと奮闘するが…。ユーモラスで瑞々しい珠玉の家族ドラマの傑作。
©️sakichi |
小学生の女の子チューリップちゃんは、授業参観で「将来の夢は還暦を孫にお祝いしてもらうこと」と発表する。みんなに笑われる。チューリップちゃんは成長してどんな大人になるのか、夢は叶うのか。がんばれチューリップちゃん!レッツ!ゴーゴー!
役者の夢を追う塚田えみは、引越し中で見つけた脚本によって記憶の扉が開かれる。えみの夢への挑戦や淡いひとときのなか、脚本を書く謎の青年の日常が挟まれる。彼女の挑戦を止めようとする青年。夢と現実、映画と人生が交錯する些細な物語。
©湘南市民メディアネットワーク |
カメラが回るたび、映画は驚きであふれていくー
映画づくりのひと夏を描く、まだどこにもない青春譚。
高校3年生の景はある日、遠い存在と思っていた同級生の遊から映画づくりに誘われる。遊が撮りたい映画は「絵描きの男の子と落ち着きのない女の子が『時間の流れない世界』を目指して旅をする」という物語。友人のアリサ、海、二郎も集い、撮影が始まる。
共に創作をする喜び、ほのかな恋心、過去の行き違い..さまざまな思いを抱える彼らの関係が、映画づくりとともに移り変わっていく—繰り返す彼らの夏が辿り着くラストシーンとは?
©︎Miki Takana |
地方銀行員の岸田。東京の本社で欠員が出たため、急遽東京への異動が決まる。 急な話だったため、東京でフリーターをしている高校時代からの友人、倉のもとに一時的に世話になることに。 岸田は次第に倉との忙しない共同生活に疲弊していく…。
©アミューズ |
目を覚ますと、そこは誰かの実家だった。とある大学生サークルが閉じ込められたようだ。少し前まで人がいた痕跡があることから、4人はその家の家主が帰ってくるのを待つことにする。しかし、家主が帰ってくる気配はなく……。これはそんな、夏休みの話。
©︎芋虫女の恋2024 |
悩めるストリッパーのミサキと、街のはずれの小さな喫茶店でミサキのファンで結成された官能小説の朗読会チーム。ある日、恋に悩む内気な女子高生・葉子が店にやって来て…。不思議な出会いで、忘れていた気持ちを思い出す、静かな街のある1日。
©︎はるの行き先 |
女優・はるは、地方の映画祭へと向かう途中の列車で寝過ごしてしまい、周りに何もない田舎の無人駅に降り立つ。途方に暮れていると、そこへ旅行者らしき鉄道マニアのおじさんが現れる。好きなことを滔々と語るおじさんとの会話の中で、はるは自分自身の「好き」について思いを巡らせる。
©︎2023 マーブルダンス |
即興とストーリー、余白と構築の狭間を行き来しながら、映画の豊かさと可能性を追求したインディペンデント映画。スランプ中の小説家に訪れた”ちょっと変わった”奇跡。入江陽、ベートーヴェンなどの音楽に彩られ、すべての悩める者たちへ捧ぐ人生讃歌、東京再上映!
©︎2023 京都芸術大学 |
桜散る春、苛立つ少女と電撃的な出会いを果たしたポラロイド少年の激情を初期衝動そのままに撮ったひりつく青春映画。走る、追う、奪う、捨てるヒロイン『さよならピーチ」でPFFアワード・エンタメ賞を受賞した遠藤愛海監督の処女作。
監督・脚本:遠藤愛海
出演:寺田智彦、向井彩夏
作品データ:2023年/44分
©︎PURIE |
父親の死から背を向けて生きてきたダンサーの暖。6年後のある日。踊ることを辞めた暖は故郷からやってきた幼馴染の壮介によって、父の残した一枚のメモを辿る旅へと連れ出され、やがて咀嚼できない想いを飲み込んでいく。
30歳が迫っている売れない役者、江田丈。オーディションを受け、荷上げのバイトで稼ぎ、仲間と酒を飲み、それなりに充実した毎日を送っていた。何に対してもただまっすぐに突き進んできた丈だったが、年齢を重ねるにつれ、周囲とすれ違い衝突することが多くなる。理想と現実の狭間で、愛する人たちを失いそうになった丈は..。夢を追うすべての人へ送る、若者たちの物語。
©Lemino |
元乃木坂46 北川悠理の初脚本・初主演映画。同期の4期生11名と送る青春ストーリー。なかなか学校になじめない高校生の鴇は音楽家のツグミとの出会いをきっかけに、自分の本当の気持ちと向き合うことになる。
©西岡眞博 |
劇団子供鉅人の舞台「ハミンンンンンング」を西岡眞博監督が脚本化。さらに原作者で元劇団主宰の益山貴司が大胆に手を加えた。シンプルを追求した空間に光る俳優たちの演技。斬新なスタイルで撮りあげた異色作。
©️「爽子の衝動」製作委員会 |
四肢麻痺の父と2人暮らしの爽子は生活保護の申請をしているが、水際作戦によってなかなか審査が通らない。福祉サービスも充分でない中、新人訪問介護士・サトがやってきたことである問題が起こり…
©『水深ゼロメートルから』製作委員会 |
夏休みの補習として水のないプールを掃除しながらそれぞれの悩みを語り始める少女たちの尊い時間ーーー。徳島市立高等学校の原作舞台を山下敦弘監督が映画化した青春群像劇に、釜山映画祭での上映ドキュメントを添えた特別版!
©吉本興業株式会社 |
福島県いわき市。ユメは幼馴染のソノと10年間行けなかった海に行く事を決意するが…。『凪の憂鬱』『夜のまにまに』の磯部鉄平監督がカメラマンを目指して東京に上京するユメ(20)のいわきで過ごす最後の日を描く短編映画。
初めて映画を作ることになった高校生たちは、試行錯誤と話し合いを繰り返し撮影を進めていくが…。長編映画「ハッピーエンディングス」の第一部として制作された一編。大ブレイク中の髙石あかりを筆頭とした若手俳優陣の即興演技が鮮烈!
©『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』製作委員会 |
文学少女の所結衣は憧れの作家が在籍している高校に入学したが、ワケありで非公認の新聞部に入ることになり、新米記者として奮闘し始めるが—。『恋は光』の小林啓一監督×出演に藤吉夏鈴ほか新進気鋭のキャストが揃った痛快青春ムービー。
©山𦚰辰哉の企画 |
2021年に下北沢スターダストで上演された同名公演を劇団ミルズズを主宰するウトユウマ監督が映画化。主演の山脇辰哉の体験を基に、仕事も恋も順調な男性が、恋人のような存在の女性を見送り友達と過ごした年末年始を描く。
©クロックワークス・レオーネ |
下町のとあるアパートの裏に宇宙船が墜落。扉が開き、出てきた全裸の宇宙人を住人たちは便宜上「宙さん」と呼ぶことにした。以来、宙さんは田所の家に住み着き、まるで疑似家族のような日々を過ごしながら宇宙に帰りたいと願うが…。
©クロックワークス・レオーネ |
海沿いの町に暮らす高校生・灰野は恋人の玲子に一線を越えさせてもらえない。そんなある日、高校教師で風貌もガサツな感じの女性・伊沢が下宿人となる。伊沢と仲良くなっていく灰野と嫉妬する玲子。奇妙な三角関係となった三人だったが…。
(c) KOKUEI |
ボウリング場で働く無口な35歳のヒロイン・愛子のひたむきな愛と狂気の果てを稀代の女優・林由美香が唯一無二のチャーミングさで演じ切る。成人映画ながら一般劇場や海外の映画祭でも上映され高い評価を得たいまおかしんじ監督の代表作。
(c)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会 |
孤島で鬩ぎ合う、純粋な信仰心と抑えきれない欲望。淫らな夢と極限の現実、その向こう側に見えたものとは…?山本直樹の傑作を城定秀夫監督、磯村勇斗主演、音楽・主題歌を曽我部恵一を迎えた奇跡の一作。
上映期間 | 12/7(土)~12/28(土) |
---|---|
上映時間 | 作品案内参照 |
当日料金 | 一般:1,600円/大学・高校:1,400円/シニア:1,200円/障がい者・同伴者(1名まで):各1,000円 |
備考 | 【特別先行上映料金★】『となりの宇宙人』『YOUNG&FINE 』『Retake リテイク』一般:1,800円/大学・高校:1,400円/シニア:1,200円/障がい者・同伴者(1名まで):各1,000円 |