夫と、妻とその愛人。
愛されたことのないものは、それが「愛」だと気づくだろうか?
夫を殺さなければならない。妻とその愛人は、そう思った。幼なじみだった3人が再会し、妻と愛人が夫の存在を邪魔だと思うまでに、そんなに時間はかからなかったのだ。病弱な夫を湖に突き落として殺そうとしたその時、三人はボートもろとも転覆してしまう。やっとのことで岸にたどり着くふたり。しかし、夫の死体は一向に上がってこない。ふたりは湖畔のラブホテルで、夫の死体が上がるのを待つのだが…。
これまで何度も映画化されたフランスの文豪エミール・ゾラの名作『テレーズ・カラン』。メロドラマの原点とも言うべき小説をもとに、舞台を現代日本に置き換え、新たな映画が誕生した。主演は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の宇田川先生役が記憶に新しい山田真歩。その愛人を、数々の監督に愛される個性派、渋川清彦、夫を蜷川幸雄演出『ハムレット』(2012)のハムレット役に抜擢された川口覚が演じる。監督は、これまでプロデューサーとして『かぞくのくに』『夏の終り』『楽隊のうさぎ』を作り出してきた越川道夫。
監督 | 越川道夫 |
出演 | 山田真歩/渋川清彦/川口覚/内田淳子/遊屋慎太郎/諏訪太朗 |
作品データ | 2015/79分/ヴィスタ/スーパー16mm→HD/DCP/5.1ch |
配給 | スローラーナー |
備考 | ★本作は18歳以上がご覧いただけます。 |
上映期間 | 11/21(土)~12/25(金) |
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上映時間 | 21:00 |
当日料金 | 一般:1,800円/大・高:1,500円/シニア:1,000円 |
備考 | ★本作は18歳以上がご覧いただけます。 21:00 |