松井良彦、石井聰亙らの自主製作映画への出演を経て、自ら監督した８ｍｍ映画。初監督作品でありながら、孤独な日常と拳銃を手に入れ暴走する主人公の青年役を佐野自ら演じ、自作自演のスタイルを早くも確立している。83年のぴあフィルムフェスティバルに入選し エジンバラ映画際、アントワープ映画祭など海外の映画祭へ出品される。ハードで切ない佐野映画の原点がここにある。
| 監督 | 佐野和宏 |
| 出演 | 佐野和宏／小水一男／ 五月マリア／他 |
| 作品データ | 1982年／80分／8mm(DVD上映) |
(公開タイトル｢変態テレフォンONANIE｣)
軍隊化の傾向が強まる自衛隊から、危険な秘密書類を盗みだす主人公とその妻。夢見る映画青年。追う者と追われる者のギリギリの愛と欲望を描いたサスペンスドラマが展開する。大胆なストーリーの中に込められたメッセージが胸を撃つ佐野の代表作。
Don’t let it bring you down = へこたれちゃダメさ！
| 監督 | 佐野和宏 |
| 出演 | 岸加奈子／高木杏子／佐野和宏／梶野孝／上田耕造／セニョール・ヨネ／津崎公平／今泉浩一／佐野竜馬／佐野健介 |
| 作品データ | 1993年／60分／国映／ |
※35mmでの上映を予定しておりましたが16mmでの上映に変更となりました。
(公開タイトル｢集団痴漢 人妻覗き｣)
海沿いのちいさな町を舞台に不良グループと兄嫁に思いを寄せる少年、多淫な人妻、突然東京から来たストレンジャーなど、からみ合う欲情と人間関係を描き出す。夢とは何か？未来とは何か？
同年公開された映画『波の数だけ抱きしめて』に対する佐野のリリカルで痛快な批判。
| 監督 | 佐野和宏 |
| 出演 | 岸加奈子／伊藤清美／小林節彦／上田耕造／梶野孝／吉本直人／今泉浩一／広瀬寛巳／佐野和宏 |
| 作品データ | 1991年／60分／国映／35mm／R18＋ |
| 上映期間 | 4/2(土)～4/8(金) |
|---|---|
| 上映時間 | 18:30 |
| 当日料金 | 一般・学生：1,200円／シニア：1,000円 |
| 備考 | ☆『バット・オンリー・ラヴ』のチケット提示（半券も可）で1,000円でご鑑賞いただけます。 ☆『Don’t let it bring you down』『海鳴り 或いは波の数だけ抱きしめていられるか、アホンダラ！』R18＋ |
