ありがとう、川越美和。『花を摘む少女 虫を殺す少女』

ドイツからロンドンにやってきたバレエダンサーのヴェロニカは、突然、次の舞台のマドンナ・ジゼル役に抜擢される。そんな中、相手役のダンサー、サイモンに愛を告白される。しかし、ヴェロニカは英会話学校で出会ったケンに惹かれ、やがて二人は愛し合うようになる。日本からロンドンにやってきた女優のカホルは行方不明の恋人カズヤを捜していた。ある日、ホテルで出会ったカホルとヴェロニカは、すぐに仲良くなり、お互いの恋の悩みを相談し合うようになる。ヴェロニカはケンやカホルと出会ったことでジゼルを演じることに自信を得ていく。一方、カホルは恋人カズヤと再会し、再び愛し合うようになるが、ヴェロニカの恋人ケンとカズヤが同一人物であることを知ってしまう。そして公演前夜、ドレスリハーサルの日に、悲劇は静かに幕を開けるのだった。  

 

 

※4/27(金)は『誰か この女 知っていますか―バナジンジュースで―』（撮影：矢崎仁司）を特別上映＆併映：インタビュー映像「カホル」

インタビュー映像「カホル」は4/27(金)のみの上映となります。あらかじめご了承下さい。

 

 

監督	矢崎仁司
キャスト	ニコル・マルレーネ／川越美和／太田義孝／サイモン・フィッシャー・ターナー
作品データ	2000年／日本／ヨーロピアンヴィスタ／236分／デジタル／R15+