ぼくはまだ黒い芯をたかぶらせている。
福間健二は、映画の新しい語り方と魅惑を、主に女性たちの生きる「いま」のなかに探ってきた。長篇第5作となるこの『秋の理由』では、60代を迎えた二人の男の友情を軸に、この世の迷路の先でなお生きることへの「肯定」の炎をともそうとしている。
編集者の宮本守役には、石井隆監督の一連の作品や『百円の恋』などに出演している伊藤洋三郎。作家の村岡正夫役には、今年18年ぶりの監督作『バット・オンリー・ラヴ』で話題になった佐野和宏。ヒロインのミク役には、舞台のみならず映画『おとぎ話みたい』などで実力を伸ばしている趣里。そして村岡の妻美咲を演じるのは、数多くの名作に出演している寺島しのぶ。
原作は、2000年に出版された福間健二の同題の詩集。そのなかにある詩のフレーズが、生きることとこの世界への問いかけとなって、人物たちを動かしていく。どこかでだれかが泣いている悲しい秋。しかし、それに負けない美しい光を映画『秋の理由』はとらえている。
監督 | 福間健二 |
出演 | 伊藤洋三郎/佐野和宏/趣里/寺島しのぶ/安藤朋子/木村文洋/小原早織/吉野晶/安部智凛/正木佐和/佐藤楓恋/岡本優里/佐藤寿保/瀬々敬久/サトウトシキ/いまおかしんじ |
作品データ | 2016年/日本/88分/ヴィスタ/5.1ch/DCP |
配給 | 渋谷プロダクション |
上映期間 | 10/29(土)~11/18(金) |
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上映時間 | 11:00/13:00/15:00 |
当日料金 | 一般:1800円/大・高:1,500円/シニア:1,000円 |
備考 | ★リピーター割(チケットの半券提示):1,000円 |