荒涼とした関東平野にテクノ音楽が響き渡っている。
演奏しているのは正体不明の3人組ミュージシャン・テクノブラザーズ。
ある日テクノブラザーズは、自分たちの音楽を東京のレコード会社に売り込むため、冷酷なマネージャー・氷室と共に東京を目指し旅へ出る。
世界最大のアジア映画祭・第25回ウーディネ・ファーイースト映画祭で上映され、空前絶後の熱狂的な反響を呼んだミュージカルコメディー!!
製作・脚本・監督:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
撮影監督:渡部友一郎
演奏:テクノブラザーズ
出演:テクノブラザーズ/柳明日菜/井野勝美/久次璃子/戸田古道/磯清峰/黒崎宇則/渡辺雄司/渡辺紘文
作品データ:2022年/カラー/STEREO/16:9/98分
♦第25回ウーディネ・ファーイースト映画祭正式出品作品
コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発令された日本。
行動制限、活動自粛が要請される社会の中、映画を撮ることができなくなった映画監督の渡辺紘文は自室にこもり、イメージを吐き出すように数百枚の絵を描き続けていた。
渡辺紘文が自身の生活にカメラを向けたこの作品は大田原愚豚舎初となるドキュメンタリー映画となった。
製作・脚本・撮影・絵画・監督:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
出演:渡辺紘文/バン・ウヒョン/渡辺雄司/久次璃子
作品データ:2022年/モノクロ・パートカラー/STEREO/16:9/87分
♦MOOSIC LAB 2021-2022正式出品作品
嫌がらせ、癪の種などの意味を持つエリック・サティの楽曲『VEXATIONS』から着想を得、一つの楽曲に取り憑かれたピアニストの孤独でどこか狂気的な日常を描いた衝撃作。
渡辺紘文の実弟で、大田原愚豚舎作品すべての音楽監督を務める映画音楽家の渡辺雄司が俳優として初めて主演を務めた。
製作・脚本・撮影・監督:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
出演:渡辺雄司/久次璃子/黒崎宇則/磯清峰/渡辺紘文
作品データ:2021年/モノクロ/STEREO/16:9/81分
♦MOOSIC LAB 2021-2022正式出品作品
外に出ることも制限され、友達とも自由に遊ぶことが出来ない、そんないつもと違うその年の夏休み。
小学5年生の女の子・りこちゃんは、田舎に暮らすおじいちゃんとおばあちゃんの家で過ごすことになる。
コロナ禍の小学生の女の子のどこかさびしげな夏休みを描いた静謐な作品。
『わたしは元気』に続き久次璃子ちゃんが主演を務めている。
製作・脚本・撮影・監督:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
出演:久次璃子/渡辺秀樹/渡辺あけみ/黒崎宇則/磯清峰/渡辺紘文
作品データ:2021年/モノクロ・パートカラー/STEREO/16:9/71分
♦第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭正式出品作品
栃木県大田原市に暮らす小学3年生の女の子・りこちゃんの何気ない或る一日を描いた物語。
『地球はお祭り騒ぎ』『普通は走り出す』『叫び声』に出演し、その後も大田原愚豚舎作品で重要な存在となる小さなミューズ“りこちゃん”が映画初主演。
第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映され話題を呼び、世界最大の博物館・スミソニアンで開催された渡辺紘文監督作品の特集上映では“近年の日本映画における最大の発見”と絶賛を浴びた。
製作・脚本・撮影・監督:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
出演:久次璃子/須戸菜々香/久次啓太/渡辺紘文
作品データ:2020年/モノクロ/STEREO/16:9/60分
♦第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 監督賞受賞
♦第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭正式出品作品
北関東郊外の農村を舞台に、年老いた祖母と2人で暮らす豚飼いの男が豚舎で黙々と働く姿を、極限まで言葉を排して綴る異色の人間ドラマ。
シャープなモノクロ映像と、徹底したミニマル描写、実験的で挑発的な音響効果や感情をかきむしるような音楽など、大田原愚豚舎の作品に見られる特徴を踏襲しつつ、さらに進化・深化させた。
監督の渡辺紘文はこの作品で東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門の監督賞を受賞した。
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
出演:渡辺紘文/平山ミサオ
作品データ:2019年/モノクロ/STEREO/16:9/75分
♦第26回東京国際映画祭正式出品作品
♦第22回レインダンス映画祭正式出品作品
映画監督・渡辺紘文と、映画音楽家・渡辺雄司兄弟を中心に結成された栃木県の映画制作集団「大田原愚豚舎」による第1回作品。
自堕落で傍若無人な男と謎めいた少女との出会いをコミカルに描く。
栃木県・大田原市で、祖母と暮らす平山隆志。
無職で無気力、怠惰な生活を変えようともせず、隆志は毎日ブラブラしている。
そんなある日、隆志のもとに、死んだ父の娘を名乗る少女が現れる。
第26回東京国際映画祭出品を皮切りに国内外の映画祭で絶賛された渡辺兄弟の伝説のデビュー作!!
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
出演:渋川清彦/高橋綾沙/飯田芳/平山ミサオ
作品データ:2013年/モノクロ/STEREO/16:9/88分
♦第28回東京国際映画祭正式出品作品
北関東郊外の農村に暮らす男が牛舎で黙々と働く姿を、台詞を一切排したモノクロ映像で綴る人間ドラマ。
牛舎で愚直に仕事に励む男は、年老いた祖母と暮らしている。
太陽が輝き、雨が降り、風が吹き荒れる自然のなかで、2人は時代から置き去りにされたような日々を静かに繰り返す。
第28回東京国際映画祭正式出品作品され途中退席者も出るなど物議を呼んだ大田原愚豚舎最大の問題作。
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
出演:渡辺紘文/平山ミサオ
作品データ:2015年/モノクロ/STEREO/16:9/110分
♦第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 グランプリ受賞
♦第52回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭正式出品作品
北関東郊外の小さな町を舞台にプール監視員の男が起こすある事件を描く人間ドラマ。
プールの監視員として働く水原勇介は、家族も友人も恋人もいない、単調で孤独な毎日を繰り返していた。
ある日、流行り病で欠員が出た隣町のプールに、同僚の白崎浩二と出向くことになるが…。
現代日本社会の奥底に澱む人間の狂気と闇をあぶりだし、第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 グランプリに輝いた傑作。
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
出演:今村樂/渡辺紘文/黒崎宇則/戸田古道/平山ミサオ
作品データ:2016年/モノクロ/STEREO/16:9/117分
♦第30回東京国際映画祭正式出品作品
♦第72回エディンバラ国際映画祭正式出品作品
♦第41回ヨーテボリ国際映画祭正式出品作品
♦第23回ヴィリニュス国際映画祭正式出品作品
愛犬・リンゴと二人で暮らす男・本田光は、北関東郊外の小さな町の町工場で働いている。
ある日、本田は同僚のビートルズマニア・平山隆文とともに、東京ドームで開催されるポール・マッカートニーの来日公演へ行くことになるのだが…。
東京へ向かうふたりのビートルズマニアの静かな生活と奇妙な旅路を通し、生きることのおかしさ、楽しさ、悲しさ、寂しさを描いた珠玉のロードムービー。
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
出演:今村樂/リンゴ/渡辺紘文/久次璃子/平山ミサオ
作品データ:2017年/モノクロ・パートカラー/STEREO/116分
♦MOOSIC LAB 2018 審査員特別賞受賞
♦第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭正式出品作品
栃木県大田原市在住の映画監督・渡辺紘文は、ロックバンド・トリプルファイヤーの楽曲を基にした映画の脚本を執筆している。
しかし、企画は進まず、渡辺は図書館や映画館を徘徊しては、映画界の愚痴をこぼし続ける無為な日々を送り……
映画界の異才・大田原愚豚舎と音楽界の異才・ロックバンド・トリプルファイヤーがタッグを組み、
映画作りに苦悩し、葛藤する映画監督の姿を現実と虚構を行き来しながら描き“映画を観る意味、作る意味”を問いかけていく人間ドラマ。
松本まりか、萩原みのり、ら女優陣が多数出演している。
製作・脚本・監督:渡辺紘文
撮影監督:バン・ウヒョン
音楽監督:渡辺雄司
劇中歌:トリプルファイヤー
出演:渡辺紘文/黒崎宇則/久次璃子/平山ミサオ/加藤才紀子/永井ちひろ/ほのか/古賀哉子/萩原みのり/松本まりか
作品データ:2018年/モノクロ/STEREO/16:9/107分
上映期間 | 7/8(土)~8/4(金) |
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上映時間 | 20:00 |
当日料金 | 一般・大学・高校:1,500円/シニア・障がい者:1,000円 |
備考 | 【テクノ割】『テクノブラザーズ』半券提示:1,200円 |