©「自宅警備員と家事妖精」製作者委員会 |
函館港イルミナシオン映画祭2019 第23回シナリオ大賞特別賞(荒俣宏賞)
まるですべての人々が引きこもってしまったような2020年。函館の洋館に住む自称「自宅警備員」を名乗る45歳の古川稔。母の死を境に、稔は洋館に古くから住み着く家事妖精の絹(シルキー)が見えるようになる。洋館の持ち主の伯父からは、洋館を売るので出て行くように通告される。期限はわずか一か月。かたや、絹は密かに家事を手伝いながら、洋館を守り、この街の100年の悲喜交々の出来事をつぶさに見てきた。絹は無謀にも稔に洋館を買い取って守れときつく促す。
それ以来、誰もないはずの洋館に、この街の哀しみを引き受けるかのような鳴き声が木魂し、稔の身辺には異変が起こり始め、益々窮地に陥っていく。洋館の売却期限が迫るなか、稔は出来るはずはないと思いながらも自分の居場所である大切な洋館を救うために立ち上がる。
監督・編集 | 藤本匠 |
脚本 | 潮喜久知 |
出演 | 大沢真一郎/木竜麻生/田之下雅徳(子役)/中島トニー/林家たこ蔵/本城祐哉/巻島みのり/流山児祥 |
作品データ | 2021年/日本/78分/DCP |
企画 | 函館港イルミナシオン映画祭実行委員会 |
配給 | 太秦 |
上映期間 | 11/20(土)~12/10(金) |
---|---|
上映時間 | 10:00 |
当日料金 | 一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア・障がい者:1,000円 |