(C)Shinichi Otsuka/inemago |
【あらすじ】
結婚目前だった春樹と知華子は、知華子の父が要介護になったため、別れることとなった。春樹は、知華子との生活と東京での仕事を天秤にかけ、仕事の方を選んだのだ。それから震災を経た9年後、被災して死んだと思われていた知華子が「生きているかもしれない」との怪情報を得た春樹は、半信半疑のまま知華子がいるという横須賀へと向かう。
【作品概要】
大塚信一監督の長編第2作にして劇場公開デビュー作。2011年の東日本大震災をテーマに「震災は実際に起こったはずなのに、なかったような気がする」という人間の記憶が生み出す奇妙な心理を描写。中国・重慶青年電影展「亜州視野」や「期待の監督賞」を受賞したカナザワ映画祭など国内外で評価され、2020年にK’s cinema他で全国順次公開された。
監督・脚本 | 大塚信一 |
出演 | 小林竜樹(現:小林リュージュ)/しじみ/川瀬陽太/長内美那子/湯舟すぴか/長屋和彰/烏丸せつこ |
作品データ | 2019年/日本/86分/カラー/ステレオ/DCP |
(C)Shinichi Otsuka/Cinemago |
【あらすじ】
ボクシングの後遺症で視力が落ちていっている駿一は仕事を続けられるか、不安を覚えている。そんなある日、認知症の父が訪ねてくる。虚実曖昧な話を聞き、実否を知るため父を尾行すると愛人の翔子と知り合い、腹違いの兄の存在を知る。兄・正成は9・11の被害者だと言う。視力を失う前に駿一は己にまつわる秘密をひも解こうとするが、そんな彼に9・11の暴力の記憶が重くのしかかってくる……。
【作品概要】
大塚信一監督の初の長編監督作。2001年の9・11(アメリカ同時多発テロ)を背景に、人間の生と死、生き方を問う衝撃のヒューマンドラマ。大塚監督は主人公・駿一を演じた尾関伸嗣(現:尾関伸次)との仕事をきっかけに『Poca Pon ポカポン』の企画開発を開始したことから、『Poca Pon ポカポン』の前日譚というべき作品でもある。
監督・脚本 | 大塚信一 |
出演 | 尾関伸嗣(現:尾関伸次)/小野まりえ/烏丸せつこ/なかみつせいじ/松浦祐也/鈴木一功/亜矢乃/本間浩介 |
作品データ | 2010年/日本/120分/カラー/ステレオ/Blu-ray |
上映期間 | 11/9(土)~11/13(水) |
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上映時間 | 20:30 |
当日料金 | 一般・大学・高校:1,300円/シニア:1,200円//障がい者・同伴者(1名まで):各1,000円 |