サウダーヂ デジタルリマスター版 10周年記念上映

movie info

 

©2021 kuzoku

10年後も言おう―

政治家が一番のギャングスターじゃねえかよ!!!

2011年に35ミリフィルムで公開された空族制作・富田克也監督による『サウダーヂ』が公開10周年を記念してデジタルリマスター版にて上映!

 

山梨県・甲府。人通りもまばらな中心街、シャッター通り。
HIPHOPグループ「アーミービレッジ」のクルー・猛は“派遣”で土方として働き始める。そこで、土方ひとすじに生きて来た精司や、同じく派遣されてきた、タイ帰りだという保坂に出会う。タイパブに連れて行かれ盛り上がる 精司や保坂に違和感を覚え、やがて外国人を敵視するようになる猛はある行動に出る…。

 

 

土方・移民・ヒップホップ

2011年に公開した『サウダーヂ』は山梨県甲府市を舞台に、北京オリンピック、リーマンショック後の大不況で行き場を失った日系ブラジル人たち、出稼ぎに来たタイ人、そして国籍の選択をせまられている。

その子供たちとの出会いから着想を得、疲弊しきった地方都市を描くことになった作品である。
そして、、、あれから一体何が変わったのだろうか?

精司がバブル時代を幻視し猛がラップしながら歩いた、あのアーケード街のシャッターは今も閉まったままでいる。ポルトガル語の「サウダーヂ」という言葉には失われたものへの郷愁とともに未来への祈りが込められているという。

『サウダーヂ』を公開したその年、福島で人災としては最悪の核爆発が起こり、わたしたちはもう二度と後戻りできなくなってしまった。

あれから10年―。

“災害と疫病と分断”のこの時代に『サウダーヂ』は新たな意味を持ち始めている。 ―空族

 

 

 

監督 富田克也
出演 鷹野毅/伊藤仁/田我流/ディーチャイ・パウイーナ/尾﨑愛/工藤千枝/デニス・オリヴェイラ・デ・ハマツ/イエダ・デ・アルメイダ・ハマツ/野口雄介/村田進二/亜矢乃/熊田ちか/中島朋人(鉄割アルバトロスケット)
作品データ 2021年/日本/167分/5.1ch/35mm→DCP
配給 空族

 

上映期間 12/25(土)~12/31(金)
上映時間 13:35
当日料金 一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア・障がい者:1,000円
備考 【WEB割引1,400円】※WEBでの予約限定の割引となります。

※コロナウイルス感染状況に伴い急遽お時間の変更の可能性もございます。
pagetop