空族、富田克也監督の最新作『典座 -TENZO-』の本年の公開を記念して、K’s cinemaでは“移民・土方・ヒップホップ”をテーマに地方都市の現状を描いた空族の代表作『サウダーヂ』(2011)、バンコクの日本人向け歓楽街タニヤから、タイの東北地方イサーン、ラオスまでに至る壮大なロードムービーでありながら、ベトナム戦争等のインドシナ半島における戦争の傷跡を辿る『バンコクナイツ』(2016)の2作を一週間限定で一挙上映!
土方、移民、HIPHOP この街で一体何が起きている?! 不況と空洞化が叫ばれて久しい地方都市。“中心”街。シャッター通り、ゴーストタウン。それがアジアNO1の経済大国と呼ばれた日本の地方都市の現状である。しかし街から人がいなくなったわけではない。崩壊寸前の土木建築業、日系ブラジル人、タイ人をはじめとするアジア人、移民労働者たち。そこには過酷な状況のもとで懸命に生きている剥き出しの“生”の姿があった。
監督 | 富田克也 |
出演 | 鷹野毅/伊藤仁/田我流(stillichimiya)/ディーチャイ パウイーナ/尾﨑愛/工藤千枝/デニス オリヴェイラ デ ハマツ/イエダ デ アルメイダ ハマツ/野口雄介/中島朋人(鉄割アルバトロスケット)/亜矢乃/川瀬陽太 |
作品データ | 2011/167分/35㎜ |
上映期間 | 8/10(土)~8/16(金) |
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当日料金 | 一般・大学・高校:1,500円/シニア:1,000円 |
備考 | 2作品割引:1,000円(『バンコクナイツ』半券提示) |