この度は、諸般の事情により、下記4作品の上映が変更となりました。
該当プログラムにつきましては、新たに2作品の作品の追加上映とさせていただきます。
既に3回券(3,600円)をお求めの方は、劇場窓口にてご対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、ご了承くださいませ。
【上映変更作品】
『前世紀探検』『悪魔の発明』『ほら男爵の冒険』『盗まれた飛行船』
【追加上映作品】
『カレル・ゼマンと子供たち』1981年/17分 『王様の耳はロバの耳』1950年/30分
※追加上映作品につきましては、
『鳥の島の財宝』+『王様の耳はロバの耳』
『彗星に乗って』+『カレル・ゼマンと子供たち』
上記プログラムにて上映させていただきます。
©Czech National Film Archive |
『鳥の島の財宝』
小さな美しい島では皆が平和に暮らしていた。ある日突然、島に黄金がもたらされたことから人々の暮らしぶりが一変する。古いペルシャの寓話を元にして作られた牧歌的人形アニメ。ペルシャ細密画のような作風で描いた”大人の絵本”のようなゼマン初の長編作。
(1952年/73分/カラー)
『王様の耳はロバの耳』
王様がロバの耳を持っていることは誰も知らない秘密だがある日、散髪のために町の理髪師が呼ばれたことから…。
有名な童話をベースにゼマンがユーモラス&風刺たっぷりに描いた短編。社会主義国にも処世術はある…という隠し味が面白い。
1950年カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭・動画部門最優秀賞
(1950年/30分)
©Czech National Film Archive |
17世紀のドイツを舞台に、ヨーロッパ諸国を30年にわたって巻き込んだ宗教戦争を背景に、主人公ピーターを通して戦争の愚かさをゼマン流に描いた。ゼマンは劇中に登場するキュートな天使をはじめ、重いテーマをシュールにユーモラスな遊び心を織り交ぜて作り上げた。
(1964年/82分/B&W)
©Czech National Film Archive |
『彗星に乗って』
1868年のフランス領アルジェリア。フランス軍の若き中尉は町で見かけた絵葉書の美女に一目惚れするが、その時、謎の彗星が地球に大接近してくる。その彗星は全盛期の恐竜や龍が棲む惑星だった…。『盗まれた飛行船』に続くジュール・ヴェルヌ原作の映画化。鮮やかな色彩に圧倒されるゼマン・アドベンチャー
(1970年/74分/カラー)
『カレル・ゼマンと子供たち』
ゼマン70歳の誕生日を記念して作られたドキュメンタリー。
多くの子供たちやファンを魅了するゼマン作品の創作秘話が語られる。主要作品の仕掛け、特殊効果などが説明され、この偉大な作家のさわりがうかがえる貴重な短編。
(1981年/17分)
© KRÁTKÝ FILM PRAHA |
アランビアンナイトの主人公のひとり、船乗りシンドバッドは大海を旅し、異国の王国を尋ねる途中で数多くの驚きに遭遇する。その冒険譚を7つの短編で色鮮やかに描いたエキゾチックな切り絵アニメーション。
(1974年/94分/カラー)
©Czech National Film Archive |
『クラバート』
少年クラバートは、夢に誘われるまま水車場の見習いになり、親方から魔法の修行を受けるのだが…。児童文学の傑作をダークなキャラクターで映像化した。アニメーション映画史に刻まれるゼマン晩年の傑作。
(1977年/73分/カラー)
『クリスマスの夢』
(1945年/7分/B&W)
©Czech National Film Archive |
ホンジークは妖精マジェンカと出会い恋に落ちる。しかし二人の愛の前には様々な苦難が襲いかかってくる。牧歌的音楽が流れる中での恋の行方は…。ゼマン最後の長編ファンタジー。
(1980年/66分/カラー)
『プロコウク氏 映画制作の巻』
(1947年/8分/B&W)
チェコの伝統工芸であるガラス細工の美しさを透明感あふれる、夢のような幻想美の中に描いた初期ゼマン珠玉の映像詩。
1949年Knokke-zoute国際映画祭(ベルギー)グランプリ
1958ヨークトンドキュメンタリー国際映画祭(カナダ)最優秀作品
金熊賞受賞ほか
(1948年/12分/カラー)
上映期間 | 11/16(土)~11/29(金) |
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上映時間 | 10:20/12:20/14:20 |
当日料金 | 一般:1,600円/大学・高校:1,400円/シニア:1,200円/障がい者・同伴者(1名まで):各1,000円 |
備考 | 【上映時間変更】11/23(土)~ 12:20/14:20/16:20 |